Microsoftが、Windows 10/11環境で「Edge」ブラウザのシェアを拡大するため、新たな広告のテストを開始したことがわかりました(Windows Latest)。
EdgeブラウザでGoogle Chromeのダウンロードページにアクセスすると、画面上に、「Microsoft EdgeはChromeと同じテクノロジで実行され、そこにMicrosoftの信頼性が追加されます」とEdgeの優位性をアピールするポップアップが表示されます。その下には、「続行するとMicrosoft Edgeが既定のブラウザとして設定されます。オファーは、参加してから最初の14日の間、アカウントあたり1人のユーザーに有効です」という謎のメッセージも確認できます。
実際は、このようなキャンペーンは存在せず、Edgeをデフォルトブラウザに設定しても何も起こらないため、ユーザーの誤解を招く恐れがあると指摘されています。
また、実験的な機能として追加された「Edgeバー」でも、ポップアップを表示する試みが行われているようです。ここでは3日間Edgeバーを使って検索すると、3,100ポイントが獲得できるチャレンジが行われている模様。
Bingチャットボットの登場によって、Edge/Bingの注目がかつてないほど高まっているなか、強引な広告の表示はユーザー離れを引き起こし、意図したものとは逆の効果をもたらす可能性がありあmす。