MicrosoftがEdgeブラウザのWindows 10版で「Startup boost」と呼ばれる新機能をテストしている事がわかりました(Techdows)。デスクトップやタスクバーのショートカットをクリックした時に、Edgeの起動を高速化する事を目的とした機能です。
Microsoftが公開したドキュメントによると、以下のような特徴を持っています。
- Microsoft Edgeの一連のプロセスがバックグラウンドで実行される。
- 初回起動時や再起動時にEdgeがすぐに使えるようになる。
- バックグラウンドプロセスの優先度は低いためリソースへの影響は限定的。
現在この機能はEdge CanaryのWindows版でロールアウト中でデフォルトでオフになっています。対象ユーザーは以下の手順で有効にすることができます。
- Edgeを起動。
- 「設定 > システム」で「Startup boost」をオンに(無効にする場合はオフに)。
- ※設定画面に「Startup boost」が表示されていない場合、まだ利用できない。
OSにブラウザの機能を一部統合するというのはMicrosoftの得意技で、今後の展開に注目が集まりそうです。