Microsoftは、4月29日、Windows 11リリースヘルスページを更新し、4月25日に公開された更新プログラムKB5012643を適用した環境で発生していた、ファイルエクスプローラーがフラッシュする問題に対処したことを発表しました。
不具合の内容は、KB5012643をインストールした後、セーフモードで起動したデバイスで画面がちらつくことががあるというもの。ファイルエクスプローラー、スタートメニュー、タスクバーなど、Explorer.exeに依存しているコンポーネントが影響を受け、不安定に表示されることがあるそうです。問題が発生したデバイスでは、Windowsイベントログにシステムエラーが記録され、エラーのソースには「Winlogon」、説明には「The shell stopped unexpectedly and explorer.exe was restarted」という内容が含まれます。
不具合は、該当する修正を無効にする「Known Issue Rollback(KIR)」にって解決され、コンシューマー向けデバイス、および非管理下のビジネス向けデバイスでは、最大で24時間で修正が行われます。デバイスを再起動すると、解決策がより早くデバイスに適用される場合があるとのこと。
なお、Microsoft回避方法として、「セーフモード with ネットワーキング」オプションを選択使用する方法も提案しています。