Windows 11とWindows 10のMicrosoft Storeはアプリのバージョン履歴がガチで必要だとの指摘

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Microsoft store

Microsoftは、Windows 11とWindows 10の「Microsoft Store」アプリを刷新し、デザインの更新やパフォーマンスの改良によって、ユーザビリティを大幅に改良しています。

しかし、世界の全てのソフトウェアがそうであるように新しいMicrosoft Storeアプリも完璧ではありません。Neowinは、Microsoft Storeにはアプリのバージョン履歴を表示する機能が存在せず、ユーザーがアプリの変更点や最終更新日を知る方法が存在しないことが大きな問題だと指摘しています。

例えば、Microsoftのライバルである、AppleのApp Storeでは、アプリのバージョン履歴が明確に確認可能です。

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アプリごとに専用のWebページが存在し、最新版のバージョンや変更点が確認できるだけでなく、「アップデート履歴」をクリックすると、過去のバージョンやリリース日、変更内容を確認することができます。

Google Playストアはこれほど詳細な情報は提供されていませんが、すくなくともアプリの最終更新日は分かるようになっています。

Microsoft Storeの実装は最も残念な状態となっており、アプリをインストールしていない状態では、アプリの初回リリース日しか表示されていないのです。Facebookアプリは2013年に初回リリースされたことはわかりますが、その後の更新情報は分かりません。

Microsoft store installed

実際にアプリをインストールすると、インストールしたアプリのバージョンが確認できますが、バージョン番号だけではあまり意味をなさない情報で、アプリがいつリリースされたのか、新機能は何なのかを知ることはできません。アプリの最終更新日や、リリース頻度を確認し、アプリが放棄されていないのかどうかの判別に使用することもできないのです。

開発者がアプリをMicrosoft Storeに提出する際は、バージョン番号や変更内容が必要で、Microsoftがこの情報をユーザーと共有することは簡単だと考えられます。Microsoft Storeの開発は、現在、スター開発者のRudy Huyn氏が指揮しており、同社がストアフロントのユーザーエクスペリエンスの改善にもっと時間を費やしてくれることを期待すると、Neowinはまとめています。

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