コンピューター将棋ソフトの草分けともいえる「森田将棋」で有名な、森田和郎さんが、2012年7月27日に亡くなっていたと報じられています(マイナビ:将棋編集部、UEI shi3zの日記: 森田和郎さん追悼)。
晩年は体調を崩しながらも、最後までプログラミングに対する情熱を失っていなかったということ。
晩年は体調を崩され、歩行が困難になっていました。さらには歩行中に転倒して腕を骨折されるなど、まさに満身創痍の姿が目に焼き付きます。
それでも、いささかも気力が衰えることなく、片手でキーボードを叩き、精力的にプログラム制作に励んでいらっしゃいました。
会社経営者という立場でありながらも、生涯一プログラマーとして、よりよいプログラムを作っていくことにひたすら力を傾けていらっしゃいました。
第2回電王戦でプロ棋士に勝つまでに成長した、将棋ソフトに関して、ぜひ感想を伺ってみたかったっですね。残念です。