Firefoxでインストール済みのアドオンが全て無効化されて利用不可能になっていた問題に対し、Mozillaが対策として緊急パッチを公開したことがわかりました(MSPoweruser)。
今回発生していた不具合は、Firefoxに新規にアドオンのインストールができなくなったり、既存のアドオンが動作しなったりするというもので、証明書の期限切れが原因だったと説明されています。
Mozillaは、FirefoxのRelease、Beta、Nightlyの全ユーザー向けに問題を解決する更新プログラムを作成し、提供をはじめたとのこと。修正はバックグラウンドで自動的に適用され、ユーザーが手動で作業を行う必要なないそうです。
ただし、修正プログラムの提供にはFirefoxの「Studies(調査)」と呼ばれる機能を利用しており、修正パッチをできるだけ速く適用したい場合、Studiesを無効にしている場合は一端有効にすることが推奨されています
▲Studiesは「設定 > プライバシーとセキュリティ > Firefoxのデータ収集と利用について」で設定することが可能です。
修正パッチが適用されたかどうかは「about:studies」で確認することができます。
▲「hotfix-update-xpi-signing-intermediate-bug-1548973」または「hotfix-reset-xpi-verification-timestamp-1548973」が表示されていたらパッチが適用済みです。
手元の環境でも、実際にFirefoxを数分起動していたらパッチが自動的に適用されることが確認できました。