本日、Microsoftは、最近発見されたInternet Explorerの脆弱性に対処する定例外のセキュリティ更新プログラム「 セキュリティ情報 MS14-021」を公開しました(Microsoft Japan Security Team Blog)。WindowsユーザーはWindows Update / Microsoft Updateなどを使って更新プログラムをインストールすることができます。
また、今回の更新プログラムでは、特例として、サポート期間が終了したWindows XP用のセキュリティ更新プログラムも公開され注目を集めています。
「Windows XP をご利用の一般ユーザーが、いまだ非常に多い状況を受けての特別な措置」ということですが、サポート終了が終わったOSをサポートするという決定に苦言を呈す意見もあります(Microsoft’s decision to patch Windows XP is a mistake | Ars Technica)。
とはいえ、未だなんらかの理由でWindows XPを使い続けているユーザーにとってはありがたい対応ですね。本当に更新プログラムが配布されているのかWindows XPで確認してみました。
Windows XPもWindows Updateで更新可能
「Windows Update」を実行し、「更新プログラムの確認」を行います。
すると、IE8用のセキュリティ更新プログラムが表示されました。
最終発行日時が2014年5月1日、「Windows XP用 Internet Explorer 8 セキュリティ更新プログラム(KB2964358)」ということで間違いなさそうです。
Windowsユーザーは早めに更新することをおすすめします。