AMDが最新のチップセットドライバ「AMD Ryzen Chipset Driver 4.11.15.342」をリリースしました。
最新版では、Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 2022 Update(22H2)」を搭載している一部の環境で発生していた、BSOD関連の不具合などが修正されています。具体的には、AMD MicroPEP Driverで発生していた、BSODエラー0x1CA/0xA0など、複数のBSDO関連の不具合が修正されています。
最新版の変更内容は不具合の修正のみですが、ドライバーには以下の既知の不具合も存在します。
- Sometimes custom install fails to upgrade to latest drivers.
- Text alignment issues may be seen on Russian language.
- Manual system restart required on Non-English OS after the installation is complete.
- Uninstall summary log may incorrectly show uninstall status as fail on non-English OS.
AMDはWindows 11 22H2でBSODが発生すると認めていますが、Microsoftはこの不具合を原因とした、Windows 11 22H2へのアップグレードブロックを設定していません。該当する環境を使用している場合、最新のドライバーに更新した後に、22H2にアップグレードした方がよいかもしれません。