2013年3月13日に突然のGoogle Reader停止宣言が行われてから早くも一年が経過。雨後の筍のように現れたRSSリーダーサービスの運営状況は現在どうなっているのでしょうか。ポストRSSリーダーサービスとして名前が挙げられる事も多かった「NewsBlur」の経営状況がブログに投稿され、それほど楽ではない現状が明かされています(NewsBlurブログ、Hacker News)。
上のグラフはNewsBlurの収入と支出を比較したグラフ。Google Readerの停止アナウンスがあった2013年3月から、実際に停止した7月まではおおよそ収入のほうが支出を上回っていますが、それ以降どんどん支出が増えるのに対し、収入はそれほど増えていないことがわかります(グラフの内訳が不明ですが、年会費プランの売上が計上されているのかもですね)。
なぜこれほど費用がかかっているのかに対する説明もされていて、上の内訳を見ても分かる通り、より良いニュースリーダーを作りあげるために、下請け業者や、新しいツールにどんどんお金をつぎ込んでいるようです。
今後プレミアムユーザーを獲得するための新たなプロジェクトを発表する予定もあるそうですが、はたして成功するのでしょうか。RSSリーダーサービスのファンとして、うまくいくことを願いたいです。