Macを効率的に使いこなす上で便利なmacOSアプリは欠かすことができない存在です。macOS用のアプリはMac App Storeなどで有料で販売されているイメージが大きいのですが、実際はソースが公開されているいわゆるオープンソースアプリも多数存在します。
本日紹介する「Awesome macOS open source applications」はそれら、インターネット上に存在する多数のオープンソースmacOSアプリの情報を集めたキュレーションリストです。
ウクライナの開発者Serhii Londar氏によって作成されたもので、オープンソースの無料のmacOSアプリのリポジトリを見つけ、それらに貢献することが目的だとリストの意義を説明しています。
同リストでは、macOS用のオープンソースアプリがアプリの用途ごとに分類されて整理されています。オーディオやチャット、暗号、開発、エディタ、拡張、Finder…といったカテゴリ毎に、オープンソースアプリのリポジトリのリンクや説明、作成言語の種類がリストアップされているのです。
▲例えば「生産性向上」カテゴリには、クリップボードユーティリティの「ClipMenu」や、アプリケーションランチャーの「Quicksilver」、特定サイトへの接続を制限する「SelfControl」等のアプリの情報が含まれていることがわかります。
▲また「ウィンドウ管理」カテゴリには「Amethyst」「Hammerspoon」「Slate」など、ウィンドウ操作を効率化することができるアプリのリンクが含まれています。
なお各行の右端にあるアイコンはソースコードの種類を表していて、リンゴはObjective-C、つばめはSwiftを表現しています。
オープンソースアプリは(基本的には)無料で利用できるだけでなく、アプリを開発しようとする場合に参考にすることもできる貴重な情報です。macOSアプリ開発を試みようとしている開発者の方はブックマークしておいて損はないサイトだと思います。