かつてオープンソースの陣営の真逆にいると目されていたMicrosoft。その屋台骨を支えるWindowsのソースコードが一般公開される日がやってくるのでしょうか。著名なMicrosoftのテクニカルフェローMark Russinovich氏が、オープンソースWindowsの可能性に対し「It’s definitely possible(それは絶対に可能だ)」と発言し話題となっています(WIRED、slashdot、Hacker News)。
オープンソース開発者が多く出席している"ChefCon"での個人的な発言ということを差し引かないといけないかもしれませんが、2001年にSteve Ballmer氏が「Linuxは癌」と発言したことを考えるとMicrosoftの変化を感じずにはいられない出来事です。
Microsoftは、最近さまざまなソフトウェアをオープンソース化し、オープンソースに寛容な姿勢をとりつづけているだけに、期待したくなる情報です。多くのオープンソースベンダーと同様に、Windowsを無償で提供するかわりに、サポートと関連製品の販売で利益を得る未来がやってくるのでしょうか?