OS Xの泣き所の一つはサードパーティ製SSDで標準ではTrimが機能しないことです。「Trim Enabler」を使って、Trimを無理やり有効にすることはできますが、Yosemiteのセキュリティ強化によりこの方法も少し雲行きが怪しくなってきています。
そのような中オーストリアのメーカーAngelbirdが、サードパーティ製SSDとして世界初となる、OS XのネイティブTrimをサポートしたSSD「SSD wrk for Mac」を発売し話題となっています(MacRumors)。
モデルナンバー偽装か?
SSD wrk for Macは、SATAインターフェイスのSSD。容量と価格は128GB/99.99ドル、256GB/159.99ドル、512GB/299.99ドルの3種類から選ぶことができます。
一番気になるOS Xの標準Trimをサポートする方法に関して製品の公式サイトで説明されていませんが、フランスのサイトMacBidouille[英語翻訳]によると、SSDのモデルナンバーが上の図のように「APPLE SSD…」として表示されているので、偽装によってTrimを有効化しているのではないかと推測されています。
裏ワザ的方法ならば、Appleがどのような対応をするか気になる所ですね。