Windows用の画像編集ソフト「Paint.NET」の次期メジャーバージョンアップ版「Paint.NET 4.4」では、Windows 7とWindows 8.1のサポートが廃止され、Windows 10とWindows 11の64bit版だけをサポートする予定であることがわかりました(gHacks)。
Paint.NET 4.4で行われる変更の理由に関し、開発者は、Windows 7と8.1バージョンのPaint.NETの開発が「サポートが著しく困難になり、時間がかかるようになった」からだと説明しています。また使用率が低く、これらのOSのサポートを継続するための開発コストが正当化できなくなったことなども理由とされています。
Paint.NET 4.4のリリース以降、32ビット版のリリースは行われませんが、Paint.NET 4.4正式リリース前に、Paint.NET 4.3.xの新バージョンがリリースされる可能性があります。
なお11月21日(現地時間)に公開された、Paint.NET 4.3.3は従来通りWindows 7SP1、Windows 8.1、Windows 10、Windows 11をサポートしています。
Paint.NET 4.3.3は、.NET 6を採用し、レンダリングと起動時間のパフォーマンスが向上しています。ARM64版ではダウンロードサイズが33%削減され、「Nullsoft Scriptable Installer Systemからの移行」によりインストールパフォーマンスが向上し、Windows 10 Version 1809以降ではダークテーマのサポートが改善されています。
詳細な変更履歴はこちらで確認可能です。