Microsoftは本日、Windows 10/11用の生産性向上ツール「PowerToys」の最新版v0.92をリリースしました(GitHub)。
最新版ではトレイアイコンの表示・非表示を切り替えることができる設定の追加や、Command Paletteのパフォーマンスの改善、その他多数の細かな改良が行われています。
主な新機能や変更点は以下の通りです。
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システムトレイ表示の切り替えトグル:PowerToys 設定にトグルが追加され、トレイアイコンの表示・非表示をユーザーが選べるように。
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Command Palette のパフォーマンス改善:
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AOT(Ahead-of-Time)対応が強化され、拡張性とUXが向上。
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コマンドの読み込み速度や安定性が向上。
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ページ読み込みのリグレッション修正、一貫したホットキー処理、視認性の改善など細かな調整あり。
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Speed Test(スピードテスト)搭載:OoklaのSpeedtest CLIを使用した速度測定機能がPowerToys Runに追加。
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Color Picker のカスタマイズ性向上:マウスボタンごとにアクションを設定でき、より個別化された操作が可能に。
PowerToys Runにはインターネット速度測定ツール「Speedtest CLI」を呼び出すことができる「spt」コマンドが追加され、素早くネット速度が測れるようになりました。
その他、Bug Report Toolの改良や、ファイルエクスプローラーアドオンの安定化、Windows 11 24H2環境でWeb Searchが常にEdgeを起動していた問題の修正などが行われています。
PowerToysのインストール方法は以下の記事で説明しています。
Microsoftが開発するオープンソースの生産性向上ツール「PowerToys」。
Windows 10/11環境で無料で利用でき、アプリケーションランチャー、ファ
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タイトル | PowerToys |
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公式サイト | https://github.com/microsoft/PowerToys | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7650-power-toys | |
説明 | Microsoftによるパワフルな生産性向上ユーティリティ集。 |