クロスプラットフォームのUIフレームワーク「Qt」の最新版「Qt 5.3」がリリースされています(New Features、Qt Blog、Phoronix、Reddit)。
Qt 5.3は全てのプラットフォームにおける品質とユーザー体験の向上を目指したリリースで、特に5.2で導入されたばかりで、荒削りの印象が強かった、iOSとAndroidプラットフォームに関する問題が多く解決されているということ。
また、新しいプラットフォームとして「Qt for Windows Runtime」がサポートされています。Qt for Windows Runtimeは、Windows Phoneだけではなく、タブレットやデスクトップPCもカバーしているそうなので、ますます応用範囲が広がりそうですね。他にも数えきれないほどの新機能や機能改善が行われています。
Qt 5.3の紹介動画では、スマートフォンやタブレットを使ったデモが多く撮影されていて、モバイル分野に相当力を入れていることがわかります。UIだけでなく、クロスプラットフォームの共通の課金フレームワーク「Qt Purchasing」なんてのもあるみたいです。すごそうです。