MicrosoftがWindowsのリリース周期を3年毎に戻し、2024年には「Windows 12」が登場するのではないかと予想されています。
MicrosoftがWindows 12の存在を公式に認めたことはなく、2024年にWindows 12は登場しないとの噂も流れるなど、情報は錯綜していますが、Windowsのプレビュービルドの番号が、26047から27545にジャンプしたことがわかるなど、新世代のWindowsの開発が進んでいるのは確かなことだと考えられます。
今回QualcommのCEOであるCristiano Renno Amon氏は、2024年第1四半期の決算発表の場で「Microsoft Windowsの次期バージョン」は「2024年半ば」に登場すると発言し注目を集めています。
We're tracking to the launch of products with this chipset tied with the next version of Microsoft Windows that has a lot of the Windows AI capabilities. We're still maintaining the same date, which is driven by Windows, which is mid-2024, getting ready for back-to-school.
我々は、このチップセットを搭載した製品の発売を、ウィンドウズAIの多くの機能を持つマイクロソフト・ウィンドウズの次期バージョンと結びつけて追跡している。我々は、ウィンドウズによって駆動される2024年半ばという同じ日付を維持している。
なお、話にでてくるチップセットSnapdragon X Eliteだとされています。
プレゼンテーションでは、X Eliteチップセットが、Windows 11とは異なる未定義の "Windows OS"でテストされたことが示唆されており、これは同社がすでにWindows 12を実行しているのではないかと考えられる根拠となっています。
なお、次世代Windowsのリリース時期が2024年半ばとされたのは今回が初めてではありません。昨年12月にも、MicrosoftとそのハードウェアOEMパートナーが、6月に大量の「AI PC」を発表する準備を進めているという、似たような内容の報道がありました。またIntelの幹部も2024年に "Windows refresh"が控えていると述べています。
これまでの噂では、Windows 12は2024年の6月、2024年の後半、あるいは来年以降にリリースされる可能性があることになります。