Microsoftが発表した次世代オペレーティングシステム「Windows 11」ではスタートメニューやタスクバーなどのUIの刷新が大きな注目を集めています。
本日紹介する「RetroBar」は、Windowsの特徴的なUIである「タスクバー」の外観を変更することができるオープンソースソフトです。
プログラムを起動するだけでWindows 10のタスクバーを、Windows 95/98/Me/2000/Xp風に変更することができます。ManagedShellライブラリをベースにして作成されていて、優れた互換性とパフォーマンスを実現しています。
以下のような特徴を持っています。
- Windows標準のタスクバーをクラシックなレイアウトに変更。
- ネイティブ通知領域。
- UWPアプリをサポートするネイティブタスクリスト。
- スタートボタンでモダンなスタートメニューを開く。
- 時計の表示/非表示の切り替え機能。
- テーマのサポート。
- System、Watercolor、Windows 95-98、Windows Me、Windows 2000、Windows XPのテーマを同梱
以下使用方法を説明します。
RetroBarの使用方法
RetroBarを使用するにはまず、GitHubのリリースページから最新版のzipファイルをダウンロードします。ブラウザの保護機能やWindows 10のSmartScreenでブロックされた場合は手動で解除してください。
zipファイルの中に含まれているRetroBar.exeを実行すると即座にタスクバーの外観が変更されます。
▲初期状態ではWindows 95風の外観が適用されます。タスクバーの何もない場所を右クリックし「Properties」を選ぶと設定画面を表示することができます。
▲テーマのリストボックスを利用して好みのテーマを適用することができます。
▲Windows XP Blueテーマを適用してみたところです。再現度はかなり高いと思います。
時計やクイック起動の表示・非表示を切り替えることも可能です。
まとめ
RetroBarを使用すれば、Windows 10のタスクバーをWindows 95/98/Me/2000/Xp風に変更することができます。昔懐かしい雰囲気で作業したい方におすすめのツールです。