macOSの通常の機能では、選択できないテキストや、画像として表示されたテキストは、テキスト形式でコピーすることはできません。
本日紹介する「TextSniper」は、そのような通常コピーできないテキストを文字列形式でコピーすることができるMac用の有料アプリです。
プレゼンテーションやスクリーンキャスト、画像、写真、ウェブページ、ビデオチュートリアル、写真、PDFなどデスクトップに表示された、あらゆるテキスト情報を文字列としてクリップボードにコピーすることができるのです。
OCR技術を利用しているため、現在のところ認識する言語は英語に限定されていますが、用途によっては大変便利なアプリだと思います。
以下使用方法を説明します。
目次
TextSniperの使用方法
TextSniperは10ドルの有料アプリで試用版は提供されていません。ただし期間限定で半額の5ドルで販売されており、また7ドルの返金保障もあります。使ってみるにはとりあえず一端購入する必要があります。
TextSniperを起動し「Shift + Command + 2」を押して範囲を指定します。
▲指定範囲に含まれる情報が文字列として認識されクリップボードにコピーされます。上の例の場合、次のような文字列が認識されます。
CPU Benchmark CPU Benchmark measures the performance of CPUs at performing everyday tasks using tests designed to simulate real-world applications. This benchmark takes from 2 to 20 minutes to complete. CPU Architecture: Intel (64-bit) ^ Run CPU Benchmark Geekbench works best when it is the only application running.
処理速度は一瞬で、英語部分に関してはほぼ間違いの認識精度だという事がわかります。
キャプチャのためのショートカットキーは自分好みのものに変更可能です。
まとめ
TextSniperはデスクトップに表示されている通常コピーできない英文テキストを文字列としてクリップボードにコピーできるアプリです。日本語には対応していませんが、英語環境のアプリやゲームのメニューや説明文をコピーし、翻訳サービスで翻訳するなどの便利な使い方が考えられます。