UNIX系OSで使用できる知る人ぞ知る隠しコマンド「sl」。Wikipediaによると1987年に歌代和正氏によって開発され、その後豊田正史氏によってど派手に改造されたものが現在普及している模様です。
本日紹介する「SL on touch bar」はこのSLコマンドをMacBook ProのTouch Barで走らせることができるもの(作者のブログ)。
GitHubリポジトリに改造版の「sl」バイナリが含まれていますので、リポジトリをcloneすれば、XcodeのTouch Barシミュレーターなどを使ってすぐに確認することが可能です(要macOS Sierra 10.12.2 beta (16C41b)以降、XCode 8.2 beta以降)。
slを実行するとTouch Bar上をSLが右から左に走り抜け、左側に到着すると終了します。なおTouch Barの仕様のため、slが走っている間はウィンドウのフォーカスが奪われ他の作業ができなくなるとのこと。
以下の動画で確認することもできます。
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おまけ: ターミナル版SLコマンドを実行
macOSではHomebrewなどを使用して「brew install sl」と実行すれば、ターミナル版のslコマンドをインストールできます
iTerm2を開いて「sl」を実行してみました。ターミナル版のほうが大迫力かもしれません。