MacBook Pro(Late 2016)に搭載されたTouch Barを利用し、アプリ切替機能を実装した無料アプリ「TouchSwitcher」が公開されています(9to5Mac)。
TouchSwitcherのアイデアはシンプルで、通常「Command + Tab」を使って実行するタスクの切替を、Touch Barの表示領域を利用して実現しようというもの。
TouchSwitcherを起動する、Touch Barのアプリ領域にTouchSwitcherのアイコンが表示されます。アイコンをタップするとアプリ一覧が表示され、アプリのアイコンをタッチすることで、メイン画面に表示されているアプリを切り替えることができます。
最も最近使ったアプリアイコンがTouchSwitcherアイコンの近くに表示されることで、素早い切替ができるように工夫されていもいます。
なお、Touch Barの制限により、右側のストリップ領域に表示できる(システム以外の)アプリアイコンの数は1個に限定されています。他のアプリ(XcodeやiTunes)によって非表示にされてしまった場合、再度TouchSwitcherを立ち上げ直す必要があるそうです。
上記のような制限はありますが、Touch Barを利用した実用系アプリとしてなかなか興味深いものだと思います。Touch Bar搭載MacBook Proを入手した方は試してみてはいかがでしょうか。