AppleのWebKit開発チームは15日、モダンなWebアプリケーションのための応答性ベンチマーク「Speedometer 2.0」を公開しました(アナウンス、窓の杜)。2014年に公開されたSpeedometer 1.0に続くおよそ4年ぶりのアップデートとなります。
Speedometerは、実際のアプリケーションで広く使用されているDOM APIを使用し、TodoMVCとよばれるデモアプリケーションで、さまざまなアクションを繰り返すことでWebアプリケーションの応答性を測定するものです。
2.0ではこれまでサポートされていたReact with Redux、Ember.js、Backbone.js、AngularJSといった各種フレームワークに、Angular、Vue.js、jQuery、Preact、Inferno、Flightなどのフレームワークが追加されています。またJES2015 JavaScriptやBabel、TypeScriptもサポートされています。
各種ブラウザでSpeedometerを実行することで、ブラウザエンジンのモダンなWebアプリケーションに対する最適化の目安とすることができます。
▲Chromeの場合。
▲Safariの場合。