Statcounterが2023年6月期のレポートを公開し、デスクトップ用ブラウザのシェアで、Google Chromeが大幅にシェアを失っていたことがわかりました(Neowin)。
デスクトップブラウザシェアでGoogle Chromeは61.1%とトップを維持し続けています。しかし6月期のシェアは4.78ポイント低下しており、変更が1〜2ポイント以内に収まることが多い調査傾向から考えると特筆すべき変化だと言えます。
2位のSafariは2023,年3月にMicrosoft Edgeを抜いた後も成長を続け、14.45%(+1.6ポイント)と過去最高を記録しています。3位のMicrosoft Edgeのシェアは10.77%(+0.83ポイント)で、順位は変わらないものの10%の大台を超えています。
デスクトップブラウザのシェアトップ5は以下の通りです。
- Google Chrome: 61.1%(-4.78ポイント)
- Apple Safari: 14.45%(+1.6ポイント)
- Microsoft Edge: 10.77%(+0.83ポイント)
- Mozilla Firefox: 6.04%(+0.74ポイント)
- Opera: 5.31%(+1.27ポイント)
一方、モバイル市場ではGoogle Chromeは好調で、他のブラウザがシェアを失っています。Microsoft Edgeはトップ5に姿を見せていません。
- Google Chrome: 64.82%(+3.55ポイント)
- Apple Safari: 24.82%(-2.85ポイント)
- Samsung Internet: 4.3%(-0.65ポイント)
- UC Browser: 1.81%(+0.28ポイント)
- Opera: 1.75% (-0.04ポイント)
Statcounterやその他調査企業のレポートは決して100%正確なものではなく、目安としてとらえる必要があります。詳細はこちらで確認可能です。