トラフィック解析サイトStatcounterが2023年8月期のレポートを公開し、Windows 11のシェアがなぜか減少して5ヶ月前のレベルに戻っていたことがわかりました(Neowin)。
Windows 11は来月リリースから2年を迎え、初期バージョンである21H2はサポート終了が近づいていますが、Windows 10の71.94%という圧倒的なシェアと比べると、まだ十分に普及しているとはいえない状態です。Windows 10は8月もシェアを+0.8ポイント増やしているのに対し、Windows 11は-0.49ポイントで23.17%となり2023年4月から5月のシェアと同じとなっています。
今年後半にリリースされるWindows 11 Version 23H2では、Windows Copilotを始めとしたAI関連機能や、タスクバーの改善、ボリュームミキサーの再設計、ファイルエクスプローラーの強化などさまざまな新機能の導入が予定されており、Windows 11の勢いが増えるのか注目されます。
なお、Windows 7や8/8.1などすでにサポートされていないWindowsのシェアはほとんど変わっておらず、Windows 7は3.5%、Windows 8.1は0.84%となっています。サポート終了から10近くたったWindows XPのシェアも0.32%を記録しており、未だに古いOSを使ってインターネットにアクセスしているユーザーが存在することがわかります。