Mac用のアプリFTPソフトの定番「Transmit」や、Webオーサリングツール「Coda」、iPadアプリ「Diet Coda」を開発したことで知られるPanicが、新しいiPadアプリをリリースしました。
「Status Board」と呼ばれるダッシュボードアプリで、Twitterの情報、カレンダー、天気、時計など、さまざまな情報をiPadの画面で一覧表示できるアプリです。結構ありがちかも、とも思える内容ですが、話題になっています。どの辺が売りのアプリなんでしょうか?
Status Board
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥850
Transmit
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥2,950
Coda 2
カテゴリ: 開発ツール
価格: ¥6,500
Diet Coda
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,700
個人用の情報集積センター
アプリ公式サイトにあった使用例ですが、iPadのサイズだと机の横に立てかけて使うのが現実的っぽいですね(この場合充電しながら使わないとバッテリーがなくなりそうですけど)。いろんなアプリをとっかえひっかえしないとだめだった情報をまとめてみることができます。
組み合わせ自在
グリッド上に各種ウィジェットを配置することができます。使えるウィジェットの種類は以下の通り。
- 時計
- 天気
- カレンダー
- メール
- RSS
- グラフ(JSON/CSV)
- テーブル(HTML/CSV)
- 自分で作ったHTML
HTMLを使えば結構なんでも対応できそうですね。
外部ディスプレイ出力やAirPlayもサポート(要追加費用)
TV出力のアドオンを購入すれば、外部ディスプレ出力やAirPlayもサポート。大きなディスプレイがあれば会社で使うのにもいいかもしれません。
美しいけど人を選ぶかも
もともとPacniが自社でWebベースのStatus Boardを使っていて、これをiPadアプリ化したもののようです(Chrome全画面モード+Ajax。ディスプレイはSamsung 460UXN-2らしい)。
メールや、プロジェクトのステータス、重要なカウントダウン、収益、バスの時刻表、カレンダー、顧客のTwitterメッセージなどなどをこのボードに表示して作業したところ、たいそう捗ったということ。
この出自から、どちらかといえば会社のソフトウェア開発部門なんかで使うとぴったりはまるアプリかもしれません(その場合TV出力アドオンが必要っぽいですけど)。
個人用途だと、実用性のほかに、かっこいい情報を表示しつつ作業する自分を演出することで、気分が高まり作業効率が改善するプラシーボ効果を期待できるかも(?)。用途がなんとなく想像できれば買いですかね。