既存のWindows 11やWindows 10から無駄をそぎ落とした軽量版のOSを作成しているNTDEV氏が、最新版の「tiny10 23H1 x64」をリリースしました。今年の3月に公開されたtiny10 2303はx86(32bit)版のみに対応しており、数ヶ月後にx64版をサポートしたことになります。
After months of requests, tiny10 23H1 x64 is finally here, and just like tiny10 x86 and tiny11, it brings back a very important feature: the component store! This means that now you can add new languages and features, while still being a lightweight and dependable image. pic.twitter.com/mRLBPC2udR
— NTDEV (@NTDEV_) May 31, 2023
tiny10 2303 x86と同様に、tiny10 23H1 x64はWindows 10 LTSC 21H2(build 19044.3031)をベースにしています。最新版はアップデートを適用可能で、リモートデスクトップなど必須のコンポーネントストアもサポートしています。
開発者は「tiny10 23H1は、必要な機能とセキュリティ対策が施されたコアなWindowsエクスペリエンスを求める人のためのものだ」と説明しています。
なお、tiny10の新バージョンは、インプレース・アップグレードをが可能で、古いtiny10リリースからtiny10 23H1へ直接更新することができます。なお、tiny10/11シリーズの命名規則(23H1など)は、命名規則に過ぎず、Microsoftのものとは一致していませんのでご注意を。
ファイルはInternet Archiveからダウンロード可能です。