Windows 11から無駄な要素をそぎとして軽量化した「Tiny11」プロジェクトが人気を集めているなか、最新のWindows 10アップデートを反映した「Tiny10 version 2303」が公開されました(Neowin)。
Tiny10 2303はx86専用で、Windows 10 LTSC 2021をベースとしています。必要なディスクスペースは5GBで、Windows 11やWindows 10への対応が困難な古いPCでも動作することが期待されます。
version 2303では以下のような変更が行われています。
- このリリースにはコンポーネントストアが含まれている。OSのアップデートや新機能の追加を行うことができる。
- リモートデスクトップが含まれている。
- Windows Defenderが含まれ、サードパーティ製アプリを使わずにセキュリティ対策が可能。
Tiny10 2303のISOファイルはInternet Archiveからダウンロードできます。オペレーティングシステムはアクティベートされておらず、有効なWindows 10キーが必要です。修正されたWindowsイメージには潜在的なリスクが存在するため、自己責任にて使用する必要があります。
なおWindows 11に関しては、tiny11builderと呼ばれるスクリプトを使用し、自分で軽量版のISOファイルを作成することができます。