
プログラミング言語の人気ランキング「TIOBE Index」の2025年12月版が発表されました。
今回の調査では、統計解析やデータ可視化に強みを持つR言語が再び人気上位に返り咲いたことが注目されています。大学や研究分野での利用が根強く、Pythonとの競合を経て独自のニッチを確立しているとの分析が行われています。
また、C#はランキング自体は5位と昨年から変わっていないものの、企業システムやアプリ開発での存在感が拡大しており、現在「2025年プログラミング言語オブ・ザ・イヤー」の最有力候補となっています。
長らく低迷していたPerlは9位に浮上し、レガシーシステムや特定用途で再評価されている兆しがあります。
人気トップ10のプログラミング言語は以下の通りです。

人気1位のプログラミング言語はPytonで、機械学習やWeb開発での利用が多く、安定的な首位となっています。GoやPHPなどは順位を落とした反面、古参言語が再評価される動きが見られます。
TIOBE Indexはプログラミング言語の人気の指標で、GoogleやBing、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baiduなどの主要な検索エンジンの検索結果を分析して作成されています。IEEE Spectrumや、RedMonkのランキングとならんでプログラミング言語の人気を示す指標の一つとなっています。
