TIOBE Softwareがプログラミング言語の人気ランキング「TIOBE Index」の2023年10月分を発表しました。相変わらずPythonが人気1位を維持していますが、レーティングは14.82%で昨年の10月と比較すると-2.25%減っています。
4位のJavaと5位のC#の差はかつてないほど小さく、現在その差はわずか1.2%であることから、今後2ヶ月で逆転することが予想されています。昨年と比較するとJavaは-3.92%、C#は+3.29%とそれぞれ大きく変動していて、変動の理由として、OraleがJava 8以降で有料ライセンスモデルを導入した事や、Microsoftが逆にC#をオプンソース化していることがあげられています。またJavaに関しては言語機能がここ数年ほとんど変わっていないことも理由の一つにあげられています。
人気トップ10のプログラミング言語は以下の通りです。
日本生まれのプログラミング言語Rubyは昨年の16位から19位へ順位が下がっています。
TIOBE Indexはプログラミング言語の人気の指標で、GoogleやBing、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baiduなどの主要な検索エンジンの検索結果を分析して作成されています。IEEE Spectrumや、RedMonkのランキングとならんでプログラミング言語の人気を示す指標の一つとなっています。