SF作家でかつ芥川賞まで受賞した円城塔氏が「ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略」というおもしろそうな本を紹介していたのでご紹介(円城塔 本についての本について)。
ツール・オブ・チェンジはオライリー・メディアの本で、未来の本や出版業界がどう変わっていくかに関する議論が記載された書籍。最近、問題になっているDRMに関しても、「eBookフォーマットの標準化とDRM放棄の時代が来た! 」、「問題を解決しない「軽量」DRM 」とDRM否定的な言葉が並んでいて興味深いです(オライリーのeBookにDRMはないしね)。
円城さんの書評もおもしろく「文字情報、あるいは本というものは大変安定的なメディアであると言えます」という視点が参考になりました。購入はBinB store、あるいはKindleで。500円。