Tor Browser 11.5がリリース - HTTPS-Onlyモードがデフォルトに

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インターネットの通信経路の特定を困難にし、セキュリティを確保することができる「Tor Browser」の最新版「Tor Browser 11.5」が7月14日(現地時間)にリリースされました。

v1.15では検閲の自動検出と回避機能が導入されています。これまでTorネットワーク自体の検閲を回避するには、Torネットワークの設定を変更し、Torのブロックを解除するためのブリッジを適用する方法を自分で考える必要がありました。Torの検閲は一様ではなく、プラグイン・トランスポートやブリッジの設定がある国で機能しても、それが他の国でも機能するとは限らいという問題がありました。

TorプロジェクトはAnti-Censorship(アンチ検閲)チームと協力し、最適なブリッジ構成を自動的に提案する、新しい接続アシスタントを導入し、この負担を減らすように努めています。

またTorネットワークの設定のリニューアルも行われました。自動提案を好まず、手動で接続を設定したいユーザーの手間を減らすために、ネットワーク設定の再設計が行われています。

Bridge card diagram

HTTPS-Onlyモードがデスクトップ版でデフォルトとなり、これまで接続をHTTPSに可能な限りアップグレードするために使用されていたHTTPS-Everywhereはバンドルされなくなっています。

Https only

その他フォントサポートの改善や、細かな機能の改良が行われています。新バージョンの詳細はこちらで確認可能です。

タイトル Tor
公式サイト https://www.torproject.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/3366-tor
説明 SOCKSプロキシとして動作し、インターネットの安全性とセキュリティを改善するツールセット。
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