Twitterは2022年4月29日に、Standard(v1.1)やEssential(v2)、Elevated(v2)、「Premium」といった従来のTwitter APIアクセスティアを廃止すると発表しました。
Twitter API v2に移行していないアプリやボットは全滅かと思いきや、一部は未だに使える状態で、これはAPIの使用制限に関する例外が設けられているためだとの指摘が行われています。
Twitterの公式ドキュメントを確認するとTwitter API v1.1へのアクセスが、「Only Media Upload and statuses/update and Login With Twitter(メディアアップロードとステータス/アップデート、Twitterによるログインのみ」に限定して、無料プランでも有効になっている模様。
投稿系の機能のみを使用している場合、必ずしもAPI v2を使わなくてもよいという状況なのかもしれません。そもそもメディアアップロードのためのAPIがv2には存在していないそうで、
Twitterコミュニティには以下のような情報が投稿されています。
Access to standard v1.1 :heavy_check_mark: (Only Media Upload and statuses/update and Login With Twitter)
Means that after 29th, v1.1 endpoints for media upload and authentication with oauth1.0a will continue to work.
つまり、29日以降、メディアアップロードとoauth1.0aによる認証のためのv1.1エンドポイントは、引き続き動作します。
Also, all v2 API endpoints should also work with oAuth1.0a user authentication, with the exception of Bookmarks. If you odn’t need bookmarks, you can continue to use oAuth1.0a access tokens. these do not reset.
また、ブックマークを除くすべてのv2 APIエンドポイントもoAuth1.0aのユーザー認証で動作するはずです。ブックマークが不要な場合は、oAuth1.0aのアクセストークンを引き続き使用することができます。
実際当サイトのTwitter投稿機能(v2未対応)もたまたまかもしれませんが、5月2日現在未だに動作し続けています。少なく当面の間は投稿系のBotや、ブログ自動投稿系機能は生き続けるのかもしれません。