Twitterは現在、月額8ドルで加入できる「Twitter Blue」の加入者全員に青いチェックマークを提供する変更を進めています。
この変更によって、これまで認証済みアカウントを示していた青いチェックマークが意味をなさなくなり、なりすましなどの危険性が増える可能性があるとの指摘が行われていましたが、Twitterはこの問題を認め、一部のアカウントに灰色のチェックマークと「公式(Official)」ラベルを提供する準備を進めていることがわかりました。
Not all previously verified accounts will get the “Official” label and the label is not available for purchase. Accounts that will receive it include government accounts, commercial companies, business partners, major media outlets, publishers and some public figures.
— Esther Crawford ✨ (@esthercrawford) November 8, 2022
これは、Twitter Blueのサブスクリプションサービスを刷新する計画を担当しているEsther Crawford氏がTwitter上で発表した情報で、同氏は、新しいグレーのチェックマークは、Twitter Blueの新サービス開始時に「一部のアカウント」で利用できるようになる予定だと説明しています。
新しい公式ラベルの対象となるアカウントは「政府アカウント、営利企業、ビジネスパートナー、大手メディア、出版社、一部の公人」が含まれるとのことですが、ラベルを申請する方法の詳細は不明で、これまで認証されていたすべてのアカウントが新しいラベルを取得できるわけではないともされています。
Crawford氏はさらに、Twiter Blueの青いチェックマークにはID確認作業が含まれていないものの、グレーのチェックマークには確認が含まれるとしています。結局、青いチェックマークは単なる有料会員を示すアイコンということで落ち着きそうです。
[via 9to5Mac]