イーロン・マスク氏の指示のもと、Twitteが全世界的に「X」へとブランドを変更した事がわかりました。Twitter公式サイトの青いロゴは、Xをあしらった暫定ロゴに置き換えられています。
Xへの変更は、Twitterを中国のWeChatのような 「何でもアプリ」に変えようというマスク氏の意図を表しているとみられています。ツイッターのCEOであるリンダ・ヤカリーノ氏は、「X」は音声、動画、メッセージ、決済など、無制限の双方向性を持つ未来の状態を表しており、アイデアのためのグローバルな市場を創造するものだと説明しています。
マスク氏は日曜日にプロフィール写真を新しいロゴに変更し、自分の経歴にも「X.com」を追加するなど、Xのほのめかしを続けていました。
もっとも、Twitterの正式な法人名は、2022年10月にマスク氏によって買収された際にX Corpとしてすでに登録されており、今回の変更は法人名に合わせただけと言えるかもしれません。
マスク氏は「X」という文字が好きで、Xの文字へのこだわりは、例えばスペースXやX.Aiといった社名にも表れています。また、X.comはマスク氏が共同創設し、後のペイパルになる決済サービスの名前でもありました。
マスク氏は昨夜、Twitterの従業員に電子メールを送り、同社がXとして公に知られるようになること、そしてTwitterのアドレスから電子メールを送るのはこれが最後であることを伝えたそうです。
[via MacRumors]