「Wandbox」はブラウザから様々なプログラミング言語のソースコードを入力してコンパイル/実行/共有することができるWebサービスです(GitHubでソースコードも公開されています)。
対応しているプログラミング言語は、C++、C、D、Rill、Haskell、C#、Perl、Python、Ruby、PHP、Erlang、Elixir、JavaScript、CoffeeScrpt、SQL、Rust、Bash、Lua、Lazy K、Lisp、Pascal、Java、Groovyとかなり多彩。しかも言語によっては過去のバージョンから最新のHEAD版まで多くのバージョンを切り替えて使用することができます。C++に関してはBoost(これもバージョン指定可能)と組合せて使える充実ぶりです。
Wandbox使用方法
Wandboxの使用法は、「Choose compiler」でプログラミング言語を選択し、エディタ部でソースコードを入力、「Run」ボタンを押すだけ。コンパイル&実行結果がコンソール部分に表示されます。
実行環境やソースコードをTwitterなどでシェアすることも可能なので、開発者間でコードを検討するときに役に立ちそうです。
Hello Worldを書いてみた。C++は難しい。[Wandbox]三へ( へ՞ਊ ՞)へ ハッハッ http://t.co/4fadntIClw
— src (@src256) 2014, 8月 14
↑サンプルとしてC++版「Hello World」へのリンクをつぶやいてみました。
まとめ
Wandboxはブラウザ経由で手軽にHEAD版コンパイラを使ってソースコードをコンパイルすることができ、なおかつ結果も共有することができる便利なサービスだと思います。C++に関する機能が充実しているのはもともとそのために作られたサービスだからでしょうか。
内部事情や活用方法関してさらに知りたい方は、以下のスライドやリンクが参考になりそうです。