今月初めに一般公開が始まった「Windows 11 Version 24H2」では、一部のSSDでBSODが発生するとの問題が報告されています。
この問題は、ホスト・メモリ・バッファ(HMB)が原因で、レジストリで「HMBAllocationPolicy=0」を設定することで問題を回避することができるとされていました。
今回、この問題を根本的に解決するためのファームウェアアップデートが公開されています。(Neowin)。
サンディスクの公式サポート記事によると以下の製品が影響を受けます。
Drive Name | Model Number | Firmware Version |
---|---|---|
WD_BLACK SN770 NVMe SSD 2TB | WDBBDL0020BNC, WDS200T3X0E | 731130WD |
WD_BLACK SN770M NVMe SSD 2TB | WDBDNH0020BBK, WDS200T3X0G | 731130WD |
WD Blue SN580 NVMe SSD 2TB | WDBWMY0020BBL, WDS200T3B0E | 281050WD |
WD Blue SN5000 NVMe SSD 2TB | WDBS3F0020BNC, WDS200T4B0E | 291020WD |
SanDisk Extreme M.2 NVMe SSD 2TB | SDSSDX3N-2T00 | 731130WD |
影響を受けるドライブを使用している場合、Windows 11 Version 24H2をインストールする前に、最新のファームウェアにアップデートすることが推奨されています。
最新のファームウェアはこちらのページにあるWestern Digital Dashboard for Windows(macOSやLinux未サポート)をダウンロードして指示に従います。