Windows 10 20H1で高いCPU使用率の問題が解消へ

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Windows 10の次期大型アップデート「20H1」では、CPUやディスクの使用率が高いという問題を解決すべく、Windows検索に改良が加えられることが明らかとなりました(Windows Latest)。

ブログ記事「Supercharging Windows Search」によると、Microsoftは2019年にWindows検索に関する大規模な調査を実施し、ディスクの使用量や、CPU使用率の増加によるパフォーマンスの劣化が大きな問題であることをつきとめています。

この問題を解決するため、Windows 10 Version 2004(20H1)には新しいアルゴリズムが導入され、ディスクの過度な使用や、パフォーマンスの問題が検出された場合、Windows Search Indexerを自動的に抑制し速度が低下する可能性を減らすことができるようになったとのことです。

例えば、CPU使用率が80%を超えた場合、ディスク使用率が70%を超えた場合、ゲーミングモードがONの場合、バッテリー充電量が50%以下の場合など、さまざまな条件によって、Windows Search Indexerの動作が停止または抑制されパフォーマンスの低下を防ぐようになっています。

加えて開発者向けには、Gitのリポジトリを対象外としたり、Visual Studioのプロジェクトフォルダを除外することで、ディスク使用量の削減を果たしているそうです。

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Windows検索はWindows 10の重要な機能として改良が続けられていて、例えば、Windows 10 May 2019 Updateでは、検索インデックスの対象を拡張する「拡張モード」が追加されました。拡張モードでは検索対象のファイルが増える分、インデックスによって使用されるディスクやCPUが増加する懸念がありましたが、20H1の新アルゴリズムによって、一定の対策が行われることが期待できます。

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