来月8月2日に公開がせまったWindows 10 Anniversary Updateではさまざまな新機能が追加されることが知られています。
なかでもマニアックな新機能としてWindows 10 Build 14316で発見された、ブルースクリーンのQRコード表示機能があげられるかもしれません。ブルースクリーンが発生した際画面にQRコードが表示され、スマートフォンなどでコードを読み取ることでエラーを確認できる便利な機能…なはずですが、この部分に危険性が指摘されています(BetaNews、スラド)。
Panda Securityが指摘する危険性とは、偽のブルースクリーン画面を表示する事が難しくなく、偽のQRコードでフィッシングサイトに誘導したり、危険なドライブバイダウンロードサイトに誘導することができるというもの。
QRコードを読み取る前にCtrl+Alt+Delキーを押し、本物のブルースクリーンかどうかを確認することができますが、冷静でない心理状態だとうっかり引っかかってしまう可能性もありそうです。そうそう多くない事かもしれませんが、危険性の存在くらいは覚えておいた方が良さそうです。