Windows 10の月例アップデートKB4571756やKB4574727で発生する致命的問題の一覧

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Bluescreen

Windows 10の2020年9月の月例更新プログラムKB4571756(2004)や、KB4574727(1903/1909)を適用すると、パフォーマンスの問題や、スタートメニューのクラッシュ、サインインの問題、一時的なユーザープロファイルのバグ、ブルースクリーンなどさまざまな不具合が発生していることがわかりました(Windows Latest)。

そもそも更新プログラムが正常にインストールできないという問題も引き続き発生しているようで、今回は0x8007371cや0x800f081fといったエラーコードが多く報告されている模様です。インストールに関する問題が発生した場合、メディア作成ツールを利用することで、問題を回避することが可能です。

更新プログラムが正常にインストールできた場合でも、Windows 10にログインする際の問題や、スタートメニューやアクションセンターの問題、一時的なユーザープロファイルの問題が報告されています。

目次

アクションセンターやスタートメニューの問題

KB4571756には、ハイブリッドデバイスのタブレット体験を向上させることを目的とする隠された変更が含まれていて、これあるいはその他の変更がスタートメニューやアクションセンターに悪影響を与えているようです。

通常のデスクトップで、マウスとキーボードを用いてアクションセンターとスタートメニューを開くことができないとの報告が存在し、KB4571756をアンインストールしたことで問題が解決したと主張しているユーザーも存在します。

My Start Button [and] Action Centre stops working after this is installed. I’ve tested and it’s definitely KB4571756 because uninstalling it fixes the problem,

この問題はシステムの復元を利用するか、設定から更新プログラムをアンインストールすることで回避することが可能な模様です。

サインインの問題

KB4571756やKB4574727をインストールしたあと、Windows 10にログインできなくなるという問題も発生しているようです。

“I updated my windows 10 to 2004. I cannot login to my computer after updating. Windows 10 keeps signing me out immediately after logging in

ログインしてもすぐにサインアウトされてしまうとのコメントが寄せられています。

一時プロファイルのバグが復活

その他、これまでもたびたび発生していた一時プロファイルの不具合が再び報告されています。更新プログラム適用後、通常使用しているユーザーと異なる一時的なユーザーのプロファイルに切り替わってしまうという問題で、個人のデータファイルや壁紙、デスクトップの各種設定が、実際はファイルが残っている場合でも削除されたように見えてしまいます。

Microsoftはシステムを一度セーフモードで起動し、その後元に戻すと、ユーザープロファイルを元に戻すことができると説明しています。

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