Microsoft、ログイン認証情報に関するWindows 10の不具合を調査

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Windows 10でクレデンシャルマネージャーに関する問題が報告されています(Windows Latest)。

Google Chromeを初めとした特定のアプリにログインできなかったり、Webサイトからランダムにログアウトされてしまうという問題ですが、この問題がWindows Credential Managerを介して、ユーザーが保存した資格情報を保護するために、DPAPI (Data Protection API)を使用しているアプリにも影響を与えていることがわかりました。

DPAPIはアプリやウェブサイトにログインする際に使用するパスワードを安全に保護するためのAPIです。

Windows 10 Version 2004、あるいは最近の累積アップデート適用後の環境で、ChromeやVPNサービスアプリなどDAPIを使用してパスワードを保存しているアプリで、保存したはずのパスワードが忘れられてしまうというバグが発生しているようです。

Chrome logs me out multiple times a day on all my websites. Interestingly, Edge has the same issue (I’m guessing due to Chromium engine). Also getting “unable to sync” or login errors on Microsoft’s own apps as well, such as: Mail, Calendar and OneDrive,

Microsoftコミュニティフォーラム(12)に書き込まれたコメントによると、ChromeやEdgeを使っている際、全てのウェブサイトから1日に何度ログアウトしたり、Microsoftのアプリで同期できないエラーやログインエラーが発生するとのこと。メール、カレンダー、OneDriveでも問題が発生しているとコメントしているユーザーも存在します。

Microsoftはこの問題を認識し、積極的に調査を行っているそうですが、公式の回避策はまだ公開されていません。またChromiumのエンジニアも独自の調査を行っており、初期の調査結果によると、問題の原因はWindows 10にあり、DPAPIを使用しているアプリに影響を与えていると指摘しています。

Windows Credential Managerは多くのユーザーが使用する機能なだけに、早急な対応が求められます。

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