Microsoftはまだ、Windows 11の次期アップデートである「Windows 11 22H2」のリリース日を正式に発表していませんが、数週間後となる9月20日前後が有力だと見込まれています。
22H2のRTMビルドはBuild 22621で、タスクバーのドラッグ&ドロップ機能、スタートメニューのカスタマイズオプションの改善、タスクマネージャの強化などが行われると見込まれており、現在新機能の追加は行われていません。
ファイルエクスプローラーのタブやサジェストアクションなどのいくつかの新機能は22H2に搭載されないと予想されていますが、「Moment」と呼ばれるアップデートで後から追加されることになりそうです(Neowin)。
Windowsのリーカーとして有名なTwitterユーザーのAlbacore氏は、GitHubのコミット情報に「Build 229xx」の情報をみつけ、これが2番目のMomentアップデートに属することになると主張しています。
Nice to see a mention of 229xx builds!
These are dedicated to development of the 2nd update/"Moment" for Windows 11 v22H2. First comes v22H2 GA, then Moment 1 in October, and Moment 2 sometime next year. Every Moment brings a few new features, e.g. Tabs in File Explorer in M1. https://t.co/SBPOXRb5sT— Albacore (@thebookisclosed) September 4, 2022
「まずv22H2 GAが来て、10月にMoment 1が、そして来年にはMoment 2 が来る予定」とのこと。Momentoごとにいくつかの新機能が追加されるそうです。
最近、MicrosoftがWindowsの開発体制を刷新し、3年毎にWindowsのメジャーバージョンアップ版をリリースし、Windows 11の新機能は「Moment」と呼ばれるアップデートで追加していくことになるとの情報が流れています。今回見つかった情報も、Microsoftが新しい開発体制に移行していることを裏付けるものといえそうです。