来年夏頃の正式公開が予想されるWindows 11の次期機能アップデート「22H2」では、ウィジェット機能の改良が行われるとの噂が流れていますが、Windows Latestがこのウィジェット機能の改良について詳細を伝えています。
Windows 11のウィジェット機能は現状、Windows VistaやWindows 7のガジェットのコンセプトを完全に踏襲したものではありません。ウィジェットをデスクトップにピン留めすることはできず、専用のウィジェットボード内に表示され、ウィジェットそのものも、Microsoftアプリのウィジェットとニュースと関心事項のフィードのみというかなり機能が制限されたものとなっています。
しかし、Windows 11 Version 22H2では、サードパーティ製ウィジェットがサポートされ、ウィジェットボードを好みに応じてカスタマイズできるようになるとのことです。サードパーティ製ウィジェットのサポートのためには、新バージョンの「Windows Web Experience Pack」が必要で、開発者はMicrosoft Storeでウィジェットを公開することができるようになります。
ウィジェット機能は、Windows Web Experience Packによって展開されるため、オリジナル版のWindows 11でも後日サードパーティ製ウィジェットが利用可能になるとのこと。ただしMicrosoft Storeに掲載されていないアプリが許可されるかどうは不明な状況です。
ウィジェットボードは、Sun Valley 2アップデートの一環として画面の左側に移動し、Windows 10のタスクバーに存在する「ニュースと関心事項」ウィジェットと同様に、タスクバーで直接天気の情報を表示できるようになるそうです。