Microsoftは2022年9月20日(米国時間)、Windows 11の新バージョン「Windows 11 Version 22H2」をリリースしました。Windows 11に対する初の機能アップデートとして多数の新機能が追加されましたが、Windows 11への新機能の追加はこれで終わったわけではありません。
ファイルエクスプローラーのタブ機能やタスクバーオーバーフローなど、注目の機能が追加された「Moment 1」に続き、来年には「Moment 2」の公開も予定されています。
今回は、Windows 11のプレビュー版に追加された新機能の中で、Neowinが選んだ5つの注目の新機能を紹介したいと思います。
1. 設定アプリのアニメアイコン
Windows 11は機能だけではなく、UIの美しさにも重点を置いたオペレーティングシステムとなっています。
その中には、なかなか気づきにくい細部へのこだわりも含まれていて、設定アプリのアップデートで、アイコンのアニメーションが表示されるようになっています。
細部への細かいこだわりといえば、macOSやiOSを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、Windows 11もそのような段階に入ってきたといえそうです。
2. 通知領域の時計の秒表示
Windows 10からWindows 11へアップグレードした際に利用できなくなった機能として、通知領域(タスクトレイ)の時計の秒表示機能があります。
プレビュービルドでは時計に秒まで表示することができるようになっており、設定で表示・非表示をカスタマイズすることができるようになっています。
3. Windowsウィジェットの改善
Microsoftはウィジェット機能の改善も進めており、ウィジェットパネルのフルスクリーン表示機能の追加や、サードパティウィジェットのサポート計画を進めています。
4. 本物の検索ボックスの追加
Windows 11 build 25252では「検索ボタン」ではなく、実際に文字入力可能な「検索ボックス」がついに利用可能となりました。
これまでは検索アイコンや検索ボタンをクリックすると、検索ホームが表示され、そこから検索する仕組みでしたが、タスクバーから直接検索することが可能となります。
Windows 10では利用可能だった機能だけに、復活を期待している方も多いかもしれません。
5. タスクマネージャーの改善
タスクマネージャーに検索ボックスが追加され、プロセスをPIDや名前、発行元で検索することができるようになりました。
タスクマネージャーでは、その他、テーマ機能の改善や、モダンなダイアログボックスへの更新、効率モードに関する警告を無効化するオプションの追加なども行われています。
まとめ
Windows 11の新機能はほかにも多数ありますが、大部分はWindows Insider Programで事前に確認可能です。日々開発が進められているWindows 11の新機能に関してはこちらからご確認ください。