(写真はSteam Deck)
2022年9月に開催されたMicrosoft Hackathon(Microsoft社内で行われているハッカソンプロジェクト)より流出したプレゼンテーション資料から、Microsoftが、Windowsを携帯デバイスで使用した場合に発生するさまざまな問題の解決を模索している事がわかりました。
提案された「Windows Handheld Mode」は、Windowsが動作するハンドヘルド機の主要な問題や不都合の修正を目的としています。
Steam以外のゲームでの操作性の悪さや、ディスプレイ/UIの最適化の欠如、ランチャーの不足などの問題が存在し、これらの問題を、ゲームパッドから操作できるキーボードの実装や、UIスケーリングの最適化、オンボード体験の改良、体験を壊す細かな不具合の修正によって解決したいと考えているようです。
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— WalkingCat (@_h0x0d_) April 13, 2023
プレゼンテーションによると、提案されたすべての変更は「適切な専門家と専門知識」があれば実現可能であるとのこと。ただし、Microsoftが実際に「Windows Handheld Mode」を実現する保証はなく、過度な期待はできない状態です。ASUS ROG Allyのように、Windows 11を搭載した携帯ゲーム機を提供するメーカーが増えてくれば、Microsoftが実装する可能性もでてくることになります。