Microsoftが先日公開したWindows 11の更新プログラムKB5013943では、BSODやブラックスクリーン、アプリがクラッシュする問題、認証に関する問題など、さまざまな問題が発生することが知られています。
今回新たに、KB5013943とSophosのアンチウィルスソフトのドライバーとの間に互換性の問題が存在し、BSOD/Stopエラーが発生する可能性があることがわかりました(Windows Latest)。
MicrosoftはまだBSODの問題を認めていませんが、Sophosはサポートドキュメントを公開しています。
ドキュメントによると、Sophos Homeを実行しているWindows 11マシンに、KB5013943をインストールしてマシンを再起動した後、BSOD/Stopエラーが発生する場合があるとのこと。
以下のような説明が掲載されています。
The symptoms involve being unable to get to the desktop after restarting the computer/shutting down powering it back on post-installation of Windows Update KB5013943. This includes a Stop Error Index Mismatch message (Blue Screen),” the security firm noted.
Windows Update KB5013943のインストール後、コンピュータを再起動/シャットダウンして電源を入れ直すと、デスクトップにアクセスできなくなるという症状を含みます。れにはStop Error Index Mismatchメッセージ(ブルースクリーン)が含まれます。
Sophosは回避策としてKB5013943をアンインストールし、更新を一時的に停止する事を推奨しています。
これには以下の手順を実行します。
- Windows Updateを一時停止して、更新プログラムがインストールされないようにする。
- 「スタート > 設定 > Windows Update」を選択。
- 更新を7日間停止。
- コントロールパネルを開く。
- プログラムと機能を開く。
- インストールされた更新プログラムの表示をクリックする。
- KB5013943を探し、アンインストールする
MicrosoftフォーラムやRedditにもKB5013943適用後にBSODが発生したとの報告が行われていますが、これらの原因が全てSophosと関連しているわけではなさそうです。