MicrosoftはWindows 10に「ニュースと関心事項」ウィジェットを導入しました。クリックしてニュースや株価などの各種情報を表示できるだけでなく、ウィジェットを開かなくても、タスクバーで直接天気を確認することができる便利な機能です。
Windows 11でもタスクバーのアイコンをクリックして、ウィジェット機能を呼び出すことができますが、ウィジェットアイコンはWindows 10ほどは目立っておらず、クリック率の低下を招いているのかもしれません。
Microsoftがこの状況を打開するためか、Windows 11のプレビュービルドで、タスクバーに天気アイコンを復活させるための機能をテストしています(MSPoweruser)。
Windows 11 Insider Preview Build 22518には以下のような変更点が含まれています。
We are trying out showing the Widgets entry point on the left side of your taskbar with live weather content. You can also open the Widgets board by simply hovering over the entry point.
タスクバーの左側にウィジェットのエントリーポイントを表示し、ライブの天気予報のコンテンツを表示することを試みています。また、エントリーポイントにカーソルを合わせるだけで、ウィジェットボードを開くことができます。
天気アイコンは画面の中央ではなく、従来のWindowsでスタートボタンが存在していたタスクバーの左に配置されているため、ユーザーが誤ってクリックする可能性もあると指摘されています。またウィジェットの上にカーソルをホバーするだけでウィジェットを開ける点もWindows 10のものとは異なります。
Windows 10のニュースと関心事項や、Windows 11のウィジェット機能は、Microsoftの運営するMSNの普及を後押ししてていると考えられており、Windows 11でもなんらかのテコ入れが行われる可能性はたかそうです。