Microsoftのオペレーティングシステム「Windows 7」は2020年1月にサポートが終了しています。ただし企業向けの有料サポートプログラムESUは継続しており、そのようなデバイスを所有している企業や組織では既存のPCをWindows 11へアップグレードすることを検討しているかもしれません。
しかし、Windows 11ではインストールに必要なハードウェア要件が厳しくなっているのに加え、Windows 7からの直接アップグレードが出来ないことも明らかとなっています(Softpedia)。
Microsoftが企業ユーザー向けにWindows 11の機能を紹介するページ「Introducing Windows 11 for business」には、FAQとして以下のような情報が掲載されています。
Most devices available for purchase now will be upgradeable to Windows 11. You will have the option to upgrade, clean install, or reimage Windows 10 devices to move to Windows 11. For Windows 7 devices that meet hardware requirements, you will need to clean install or reimage to go directly to Windows 11.
現在購入可能なほとんどのデバイスは、Windows 11へのアップグレードが可能です。Windows 11への移行には、Windows 10デバイスのアップグレード、クリーンインストール、または再イメージを行うことができます。ハードウェア要件を満たすWindows 7デバイスの場合、Windows 11に直接移行するには、クリーンインストールまたは再イメージが必要です。
Windows 7搭載デバイスでは、ハードウェアがWindows 11の要件を満たしていたとしても直接のアップグレードは不可能で、クリーンインストールが必要とのことです。
なおWindows 10からWindows 11へはWindows Updateを利用してアップグレード可能です。