Microsoftは、Windows 11、Windows 10、macOS、iOS、Androidで動作する、クロスプラットフォームのMicrosoft Defenderの開発を進めています。新しいセキュリティソフトは、WebViewをベースとし、ウィルス対策やマルウェア、フィッシング、パスワードの漏洩からシステムを保護するものと見られているなか、プレビュー版がMicrosoft Storeで公開されていることがわかりました。
Windows Latestによると、Microsoft Defender Previewは本日未明にアップデートされ、個人のMicrosoftアカウントを使用したログインに対応したとのこと。現時点では米国以外では動作せず、ほとんどの機能が利用できないため、意図せず公開されてしまった可能性があると指摘されています。
調査の結果、新しいアプリは既存のMicrosoft Defenderの置き換えにならない可能性もあり、マルウェア除去ツールではなくダッシュボードとして機能する可能性があると予想されています。Microsoft Defeinderプレビューには任意のアカウントでログインできるため、ダッシュボードに家族のアカウントを追加し、接続されているすべてのデバイスのセキュリティ状況を把握できるようになることも考えられます。
現在、Microsoft Defenderプレビューのリリース日は不明ですが、数週間から数カ月後にはWindows 10/Windows 11 Insider Previewに搭載されると予想されています。