長年Windowsを支えてきた名OS「Windows XP」のサポート期間が、本日2014年4月9日をもって終了となりました(Microsoft)。
Windows XPとあわせて、Office 2013、IE 6のサポート期間も終了することもアナウンスされています。Windows XPは2001年からサポート延長を繰り返してきた長寿命OSですが、ついにこの日がやってきました。
Windows XPはノーガード状態へ
サポート期間終了後も、これまで通りWindows XPを使い続けることはできます。ただし、今後どのような致命的な脆弱性が見つかっても不具合の修正は行われないため、使い続けるのはかなりの危険性を伴います(数が多いので攻撃者もターゲットにしてきそうだし)。
Microsoftが期間限定で無料提供しているデータ移行ツールなどを利用して、より新しいバージョンのWindowsに早めに移行することをおすすめします。
どうしてもWindows XPを維持したい場合、インターネットにできるだけ接続しない。接続する場合、サードパーティのアンチウイルスソフトをインストールするなどの自衛策が必要です。この辺は自己責任で。
Microsoft Security Essentialsもさっそくサポートが終了しています。
XP版「Microsoft Security Essentials」のサポート期間が延長という話があったと思いますが、これどうなっているのか?
IE6も死す
一方IE6の死を待ち続けてきたサイトie6deathでは、ついにサポート終了となったIE6に関して世界中から喜びの声が続々と…。Web開発者にとってIE6サポートは地獄の苦しみだったようなので、これはまあ朗報でしょうか(?)