Microsoftは本日、サンフランシスコで行われたプレスイベントで予定通り、次期Windows、正式名称「Windows 10」の発表を行いました(プレスリリース、PC Watch)。
なぜWindows 9が飛ばされてWindows 10になったのかということに関して、Microsoftでは「新世代のWindowsであることを表している」などと説明しているようです(9が縁起が悪い数字だから…というわけではないらしい)。
Windows 10の新機能は、Windowsスタートメニューの復活、ユニバーサルアプリのデスクトップでの実行、スナップ機能の拡張、タスクビューの追加、仮想デスクトップ機能の搭載、コマンドプロンプトの拡張など。主要な機能は事前リーク情報通りですが、コマンドプロンプトが拡張されたという情報は目新しく開発者にとって便利な機能といえるかもしれません(The VergeによるとCTRL+Vでペースト可能になったとか)。
新機能一覧
↑スタートメニューが遂に復活。右側はライブタイルが表示されています。Neowinによるとスタートメニューはリサイズ可能になるそうです。
↑Windows Storeアプリもデスクトップで実行可能に。リサイズできます。
↑ウィンドウスナップ機能も拡張。4分割できるように。
↑タスクビューボタンを使ってタスク一覧を表示可能に。スタートメニューの二つ右にあるボタンをクリックすると表示できます。マウスだけで表示できるので便利かも。
↑やっと搭載された公式仮想デスクトップ機能。
入手方法は?
米国時間10月1日(日本では2日)より「Windows Insider Program」というものが始まり、登録すれば誰でもプレビュー版がダウンロード可能になります(Windows 10 Technical Preview)。
「Windows 10」の正式発売は2015年後半予定。まだ正式版が入手できるまで時間がかかりますが、その分完成度を高めていってほしいですね。
Ssssh #windowsx pic.twitter.com/MJGFik47X7
— Tom Warren (@tomwarren) 2014, 9月 26
そういえばWindowsの名前で以前「Windows X」というのが流れていましたが、これってひょっとして…。OS X的なやつだったのかも(深い