RARLABは2月28日(現地時間)、Windows用の圧縮・解凍ユーティリティ「WinRAR」の最新版v7.0.0、およびAndroid用のRAR 7.0.0リリースしました。
v7.0.0では1GBを超える圧縮辞書のサイズがサポートされ、メモリ量に応じて最大64GBまでのサイズを選択することが可能となっています。辞書サイズを大きくすることで、圧縮率が向上することが期待できます。
また、より長く、より遠いデータブロックを検索するために最適化された、代替検索アルゴリズムが実装されました。RARアーカイブを作成する際に、繰り返しデータブロックを見つけやすくなり、圧縮率が向上し、時には圧縮速度が向上することもあります。ただし、メモリ使用量が増加し、圧縮速度が低下する場合があるという副作用も存在します。
パスの最大長制限の2047文字から65535文字への拡大や、RAR 4.x フォーマットのアーカイブの作成のサポートの廃止(解凍は継続)、"Benchmark"コマンドの改善、"抽出パスから冗長なフォルダを削除する "オプションの追加、コマンドラインオプションの改善など多数の新機能が含まれています。
最新版の詳細はリリースノートで確認可能です。ファイルこちらからダウロードできますが、記事執筆時v7.0.0の日本語版はまだ準備されていません。
タイトル | WinRAR | |
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公式サイト | https://www.rarlab.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/1346-winrar | |
説明 | RAR形式に対応したアーカイバ。 |